・ワンシーン@赤青妄想爆発
「ギロロ殿?」
それきり黙りこくってしまったギロロの様子を伺うように、ドロロは首を傾げた。
ギロロは尚しばらくドロロの手を掴んだまま口を閉ざしていたが、やがてもう一方の手がドロロの手に重ねられた。ドロロは戸惑いの表情を浮かべてギロロを見つめる。
「ギロロ殿、」
「お前は……こんなに近いから」
「え?」
赤い手に、ぎゅ、と力が籠められる。
「お前は、昔からとても近くにいたから――ここから更に距離をつめるなんて、どうすればいいのかわからなかった。でも」
ギロロが、伏せていた瞳をはっきりと開いた。真摯に、そして真っ直ぐに見つめられて、ドロロは薄く頬を染めて目を瞬く。包まれる両手から伝わる熱が、ただ熱い。
「ドロロ」
「ギロロ、君」
「お前が好きだ、ドロロ。もっと……もっと、近くなりたい」
うわぁああああぁあ!!!
だめだ、やめて、うわーうわーなんだこれ!
普段は思いついたシーンは妄想ブックにまとめて整理して練り込んでそれからアウトプットまで持っていくのですが、今回ばかりは吐き出さないと萌え死にそうだったので吐き出し。
こういう衝動を叩きつけられる場(このサイト)があってよかった。本当に。
えーと、↑のシーンを使う話は当分書く予定はありません。いえいつか書きたいですが。
今は他のギャグ話とかの構想が楽しいので、こんながっつり告白シーンの出番はまだ遠いかな……という感じですし、書くなら書くで、よっぽど練り込んで後悔しないレベルで書きたいのです。
いつになるかなー。先は遠いなー。
あぁでもやっぱり赤青大好き!
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